貴志先生の新作だ!…でもちょっと見た目表紙が日常的アンティーク小道具だし、タイトルも地味(すみません 作品の今までの並びと比べて的な意味で、サゲる目的ではありません)だらひょっとしてエッセイ…?と楽しみ半分ドキドキ半分ページを開き…

やったー!短編3つだ!これは小説とワクワクで読み始めてます

最初の話は、昔の教え子が尋ねてきた認知症になりかけている元教師の男と、双子の兄が自殺したという妹のお話
自殺前の兄が自費出版で出した俳句集
このそれぞれの句に曰くがあるらしいのですが、…まったくわからん えー俳句をこう解釈できるって読み解き=謎解きだけどそれはもう読み手の感覚でしかなくない?という状況でほぼ会話で進んでいきます

 

そして読み進めるうちになんだかおかしいぞとなってくれるのが、貴志先生トリック!

そうきたかーというオチは読めつつも面白いのがすごい

 

ただ短編三つ目のくさびら=茸と知ってたのでタイトルは何を示しているのか解りましたが、お話は…うーんドグラマグラ的

ちゃんともう一度読めばきっと面白いはず、だって貴志先生だから!ということでよろしくお願いいたします