前回更新したやっぱり死体がありましたの感想が、昔話のベースで色々面白いアレンジだなというのだったのにたいし、今回はアレンジ通り越して推理小説とするなら反則では…という話の連続で、次の話は積極的には手にしないかな…となりました

こぶとり爺さんの鬼は生きものの一部を他の一部に付け替えることが出来るというのは原作基準とはいえ、ちょっとミステリでその能力を使うのはどうかなーとなり、耳なし芳一で女陰陽師が出て幽霊に話を聞いたり、オウムが出てきたりで…何でもありなのではというのと、つい先日「女陰陽師はありえない」という記事を見掛けてそうなんだと思った両方が重なって、これはどうかなあとなってしまいました。
※陰陽師は単なる呪い師ではなく、公の役職だから武士に女はいないと同じように、陰陽師に女はいない(呪い師はいるとしても)とのことで、なるほどと納得

 

幽霊、エスパー、タイムリープがありとしてもフルコンプリートでただ意表を突くだけがメインになってしまっているようで、題材がいいだけに勿体なかったです