東海林先生はもうかなりご年配な筈なのに、ちゃんと流行とか取り入れてシャレを聞かせたエッセイ集を出されるなあと嬉しかった半面、次点という事でキビヤックとかホビロンとか日本ではちょっと忌避しちゃう人が多そうな食べ物を色々書いてくれるかという期待は裏切られ残念が残りました

いつもの食べ物エッセイとして楽しませては頂きましたが、ざんねんな食べ物については日常の普通に食べるものの(例えばふっくらした身のイカがスルメになってぺったんこは残念)についてだったというのが一点と、事典というタイトルなのに…ほとんどが違う内容の事だったのがもっとも残念ポイント。

エッセイ集の中の一項目だけがざんねんな食べ物についてでした。日常の食べ物についてでもそれが色々あったなら、自分では気づけない着眼点、さすが東海林先生!となれたのになあ…
ラスト1/3ぐらいで「ざんねんな食べ物辞典」という項目が出てきたので、ここからがその内容かなあと楽しみにしてたら、その一説だけでおわってしまい…ざんねんな結果にというのは別にオチではないのですが、まあタイトルと結び付けて今回は感想終わりということで